手掌多汗症 治療

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手掌多汗症を治す基本的な治療法?

 

 

 

「手掌多汗症」の症状とは、手のひらに異常なほど大量の汗をかきます。

 

ストレスを感じた時などに発症するのですが、症状がひどくなると、ストレスなどに関係なく常に汗をかきます。

 

蒸し暑い時期のは、特に症状がひどくなり、手のひらから滴り落ちるほどのひどい汗をかきます。大脳皮質の活動が低下しているため、睡眠中には汗をかかないという特徴があります。  

 

手掌多汗症の人は、車の運転中にハンドルが汗で滑って危なかったり、スマホなどの電化製品が、汗がしみて壊れたり、パソコンのキーボードやマウスが、ベタベタになったりなど、手を使う日常生活のあらゆる場面で、困ることが非常に多く、汗ふき用のハンカチを手放すことができません。また、発症に男女差は認められていません。  

 

 

手掌多汗症の治療法には、心理療法・薬物療法・イオントフォレーシス・手術といったものが存在します。

 

まず、心理療法については、発汗に対する不安のためにさらに汗をかいてしまう現状から、このような不安感や恐怖心が強い方には、精神安定剤や、自律訓練法によって、症状の改善が図られます。  

 

 

そもそも発汗が促進されるのは、交換神経の末端から放出される「アセチルコリン」という、神経伝達物質が汗腺を刺激するからです。

 

ゆえに、薬物療法としては、アセチルコリンの放出を阻害する、「神経遮断薬」が処方されたり、同じくアセチルコリンの放出を阻害して、汗の量を減らす「ボツリヌス注射」を、汗が出やすい部位に直接注射します。効果は一生ではなく、約半年間となります。  

 

 

また、就寝前に手に塩化アルミニウムの水溶液を塗り、朝に洗い流すという「塩化アルミニウム外用制汗剤」という薬物療法も存在します。

 

塩化アルミニウムを皮膚に塗ると、一時的に汗腺を塞いで、汗を出にくくする効果があります。

 

 

次に、「イオントフォレーシス」とは、電流を流した水に手を20分ほど浸して、汗腺にダメージを与えて、汗の生成を抑制するという治療法です。

 

定期的な治療が必要な方法なのですが、家庭用の機器も存在していますので、自宅で行うことができる治療法となります。  

 

 

手掌多汗症に施される手術は、「胸腔鏡下交感神経節遮断術」となります。

 

胸部の背骨近くにある交感神経を切断する手術であり、手汗をほぼ100%止めることができます。

 

この手術を受ければ、手汗と同様に悩まれている人が多い、ワキ汗や顔汗も減少します。

 

ただし、「代償性発汗」といって、そのほかの部位に発汗する副作用が、起こりやすくはなります。

 

 

 

 

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